サイクリングシューズが最高の状態を保ち、通常よりも早く摩耗しないよう、しっかりと掃除やメンテナンスをしておくことが大切である。また、数回のライドごとにクリートや開閉機構を点検し、摩耗している部品があれば交換しよう。
サイクリングシューズの掃除方法
ライド後に埃や泥がついていたら、水で湿らせた布でシューズを拭こう。泥がこびりついていたら、インソールを外し、ストラップやバックルを緩め、水と少量の食器用中性洗剤を入れたバケツに漬けよう。次に、バックルやクリートに気をつけながら、柔らかいブラシで丁寧に全体を擦ろう。終わったら、水でシューズをすすぎ洗いしよう。最後に、シューズに新聞紙を詰め、乾燥させよう。シューズをドライヤーに入れたりヒーターの側で絶対に乾かさないように。
クリーニング方法を見るクリートの取付および交換方法
クリートは、クリップレスシューズに欠かせない構成要素。安全にライドを楽しめるよう、クリートを正しく取り付けてメンテナンスすることが大切だ。
サイクリングクリートの寿命とは?
一人ひとりで異なるため、正確な交換時期はお伝えできないのだ。クリートの摩耗は、ライドの頻度、走行距離、走り方、バイクを降りて歩く距離や時間、そしてクリートがシューズから出っ張っている量などで変わる。一般的に、摩耗しすぎない程度で交換するのが安全だ。摩耗したクリートでライドすると、ペダルにクリップインできないことがある。もっと困ったことに、ペダルから外せなくなることもある。
クリートを探すクリートの摩耗はどうやって確かめる?
交換が必要になるまでクリートが摩耗してくると、新品時と比べ、ペダルから足をひねって外しにくくなる、またはすぐに外れてしまう、そしてペダルとクリート間の遊びや緩みが大きくなるといった兆候が現れる。