電動アシストマウンテンバイクは、専用トレイルを走るためのバイク。これらのバイクは、普通のマウンテンバイクと同じテクノロジーやパーツを備えるが、タフで起伏に富んだ地形を攻めるのに適したモーターやバッテリーも搭載する。
電動アシストマウンテンバイクとは?
電動アシストマウンテンバイク、略してe-MTBは、ペダルを漕いだあなたの力を増幅させる。漕ぐのを止めると、モーターがアシストを停止させる。楽しむためには漕がなければならないが、それでも体力を存分に温存できる。
電動アシストマウンテンバイクを見るe-MTBの仕組みとは?
電動アシストマウンテンバイクは、クランク周辺のフレームに小型モーターを内蔵する。充電式リチウムイオンバッテリーでモーターを駆動させる。このモーターは、ペダリング中のみアシストする。漕ぐたびにアシストされるため、まるで通常のバイクを超人的な力で漕いでいるかのように感じられる。アシストのレベルは、ハンドルバーに取り付けたリモートで制御可能だ。Boschのドライブシステムを搭載したトレックのe-MTBでは、アシストレベルを3段階から選べる。あるいは一度セットすればそれ以降は何もしなくていいe-MTB モードを選べば、トレイルのあらゆる場面に合わせて、アシストレベルを自動で適量に調整してくれる。
e-MTBはどれほど遠くまで走れる? バッテリーのレンジとは?
e-bikeのレンジ(走行距離)は、いくつかの要因に左右される。バッテリーのサイズ、モーターの効率、ライダーの体重、地形、さらには気温までが、一度の充電でe-MTBが走行できる距離に影響を与えるのだ。基本的に、モーターへの負荷が高くなるほど、バッテリーはより多く消費される。消費量が多くなれば、バッテリーはそれだけ早く空になる。そのため、体重の重たいライダーは軽いライダーより走行距離が短くなり、長い登り坂が続く起伏の多い地形を走ると、登り坂の少ない平坦な地形を走るときよりバッテリーが早く減ってしまう。一度の充電で電動アシストマウンテンバイクがどれほどの距離を走れるかを判断したいなら、Bosch レンジカリキュレーターを使ってみよう。
Bosch レンジカリキュレーターe-MTBはどこまで速く走れる?
ペダルアシストのマウンテンバイクは、脚でペダルを回した分だけ速く走れる。しかし、モーターはある一定の速度に達すると、アシストを終了する。一般的に、その速度は北米で時速32km、ヨーロッパでは25kmに設定されている。それ以上の速度域では、ペダルを漕ぎ続けても、モーターがアシストすることはない。
e-MTBはトレイルを走ってもいい?
e-MTBの走行場所に関する規則は、地域によって異なる。e-MTBは一般的に、原動機付きあるいはペダルアシストの乗り物の走行を認めるトレイルで乗るのが良しとされている。これまでのマウンテンバイクトレイルの多くは、e-MTBの走行を認めていないため、走る前に地元の管理機関やトレイルの所有者に確認することが重要だ。
e-MTBは私に合っている?
e-MTBはとても楽しく、お気に入りのトレイルをもっと楽しめるようにする一方で、どの地域でも走行が認められているわけではない。走る予定のトレイルに設けられたルールを確認しよう。ペダルアシストバイクや原動機付きの乗り物が明確に許可されていなければ、e-MTBでの走行は控えた方が懸命だ。
トレックのe-MTBを選ぶ理由
e-bikeが特徴的なのは、なにもモーターだけではない。トレックでは、通常のバイクの楽しい走りを支えるフレームやサスペンションテクノロジーと全く同じもの用いて開発された、正しいe-MTBを製造している。さらに、できるだけ最高のe-MTB体験をお届けすることに専念し、やっかいごとを最小限に抑え、安心感を最大限に高められるようにしているのだ。
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