バイクを少しでも改造すると、安全性が保たれなくなることがあります。既存のパーツの変更、パーツやアクセサリーの追加、標準仕様からそうでないパーツへの交換がその例です。フレーム、フォーク、コンポーネントを改造することで、お乗りのバイクはトレックの水準を満たさず、本来の保証の対象外になります。
改造と言ってもその種類は広いため、トレックが認めず、安全でない改造例の一部を示します:
•ペイントを剥がすとフレームの強度が低下します。特殊な表面加工をフレームに施して強度を高めているバイクもあるためです。
•フォークエンドから余分なホイール固定用タブを除去すると、バイクが安全でなくなることがあります。
•ホイールのクイックリリースにスペーサーやワッシャーなどを追加すると、調整用ナットとネジ部が噛み合う長さが減少します。
•お乗りのバイクへの取付が認められていないパーツを取り付けると、他のパーツが破損する恐れがあります。例えば、カーボンステアリングコラムへの取付が認められていないステムを使うと、ステアリングコラムが破損することがあります。
•モーターなどのドライブシステムを取り付けると、バイクの重量が増え、パーツに負荷が掛かります。認められていないパーツの追加により、保証対象外となり、製品の安全性が損なわれます。
⚠ 警告: 認められていない改造を行うことで、フレーム、フォーク、パーツが安全でなくなる恐れがあります。あなたの安全のためにも、補助用固定装置の切削、穴あけ、研磨、除去、不適合のフォークの取付、その他認められない改造を行わないでください。フレーム、フォーク、コンポーネントに認められない改造を施すと、操作不能に陥って転倒する恐れがあります。お乗りのバイクの改造やアクセサリーの追加を行う前に、適合の可否や安全性について販売店に尋ねましょう。